AED使用体験談

スポーツの現場でAEDが命を救う

AEDを使用する機会ってそんなにないと思っていました。
私が救急の現場に直面するとは思っていませんでした。
意外と身近な場所、人に起こるということもわかりました。

私の場合は近所の子供さんが真夏の暑い時期、野球の試合が終わった後、急に倒れてしまってAEDを使用したというものです。
倒れた現場で、すぐにわかったことは、子供さんの脈や呼吸がなく、心臓が停止してしまったということです。
すぐに119番通報したり、近くに居合わせた看護師が心臓マッサージや人工呼吸などの応急処置を行ってくれました。
しかし子供さんの心臓は蘇生しませんでした。

学校内にAEDが設置されているのを思い出し、すぐにAEDを持ってきてAEDを使用したことがある人に操作をしてもらいました。
すると程なく子供さんは息を吹き返し、救急車が到着する前に何とか意識を取り戻すことができました。
たまたま運がよかったのですが、周囲に看護師がいたり、AEDのことに詳しい人がいて、救急処置が迅速だったことが幸いしました。

しかし近くにAEDがなければ、今頃はどうなっていたのかわかりません。
いざというときの備えにAEDを設置するだけでなく、操作訓練もしておくべきだと思いました。

看護師がよく使うAEDは一般の人も使えるようにしておく

フィジオコントロールのAEDは、医師や救急救命士などの救急医療の専門家や看護師もよく使うものです。
しかし一般の人も使えるように、簡単でわかりやすく設計されている点も見逃せないところです。

そんなフィジオコントロールのAEDですが、実機を使った操作訓練に参加する機会がありました。
私は初めてだったので、少し緊張しました。
フィジオコントロールのAEDは誰にでも使い易いよう音声ガイダンスが流れてきますし、その指示に従えば基本的な使い方に関しては問題ありません。

でも患者が心停止になる時間や場所は予想できません。
操作訓練でも、倒れている人に誰かが触れてしまい感電してしまったり、誤作動を起こすようなこともあるそうで気を抜くと失敗することもあります。
また名札などの金属片に触れて感電するといったことも実際あるそうで、私も気をつけて訓練を行いました。

側に倒れている人とAEDを目の前にして慌てることのないよう、マネキンであってもできるだけ迅速にAEDを使い人工呼吸の訓練も行いました。
誰かが助けてくれると思わず、いつでもAEDを使える態勢を整えておくべきだと痛感しました。